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ポンカン農園の経営って、大変なんですね~!(市原農園の市原さんのこだわり) [ポンカン]

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左の写真は、ポンカン農家を経営されている市原さんのお写真です。
「ローマは一日にして成らず」っていいますが、ポンカン作りも、一日にしては
ならないって事を市原さんにお会いして、つくづく感じました。今日は、その話です。

私が、市原農園を訪ねたのは去年(2008年)の暮れ半ば頃の事です。
丁度、ポンカン摘みの真っ最中でお忙しい時でした。ポンカン畑の中で、摘んだポンカンを
熟成させる作業をされていました。それまで私はポンカンは摘んで直ぐ食べる物だと思って
いましたが・・・さにあらず。ポンカンは摘んでからさらに大切な工程(成熟工程)が
有りました。。。

ここで、企業秘密もあるようなので、ほんの少しだけ市原さんのこだわりの一部をご紹介
致します。

【市原さんのこだわり1】
1本1本のポンカンの木に日光が当たるように、切り立った山に日当たりを計算して1本1本
丁寧にポンカンの木を植えました。

【市原さんのこだわり2】
暑い夏もポンカンの木に水をあまり与えず水はけを良くします。そうすることにより、濃厚な味
と香りの甘いポンカンが出来上がります。

【市原さんのこだわり3】
ポンカンの木の間に雑草が生えると、水はけが悪くなりポンカンの味が落ちてしまうので年に
4回草刈をします。

【市原さんのこだわり4】
ポンカンの実が実り始めたら、見てくれの悪いポンカンや痩せたポンカンなど・・・生き生きした
美味しいポンカンを残す為の選定をします。

【市原さんのこだわり5】
1個1個のポンカンに日光が当たるように葉っぱの選定をしてポンカンに日差しを浴びさせ
糖度を上げて行きます。

【市原さんのこだわり6】
オレンジ色になったポンカンは、丁寧に摘んでしっかり熟成させます。

どうですか?これだけ聞いても、ポンカン作りが大変って分かるでしょう。。。
つまり最低ここまでしないと、美味しいポンカンは作れないってことですよね。
私は、コレを聞いてますます市原農園のポンカンファンになりました。


さて、ここでちょっとだけポンカンの歴史についてお話しておきます。

ポンカンの原産地はインドとされていて、中国から台湾そして日本(鹿児島)へと
渡って来ました。それから本格的国内栽培が開始されました。重さ約150グラム
の果実は、皮がむきやすく、じょうのうと言われる袋が容易に分離するため、食べ
やすいのが特徴です。また、非常に甘味があり、酸味は少なく、果肉が柔らかい
ことに加えて、とても良い香りがします。みかんに比べ、甘さに当たり外れのないのも
特徴で柑橘系ファンにとって最も人気が高い柑橘類と言っても過言ではないでしょう!
特に高知のポンカンは温暖な気候のおかげで、味も香りも最高品質、根強い
人気を誇ります。


如何でしたか?たかがポンカン!されどされどポンカン!ですよね。
どんな物でも、美味しい物を作るのには、沢山の目に見えない苦労があると言うこと
なんでしょうね~!
物事を知る事は、楽しいですよね!
私も、色んな事を勉強して人生を楽しみたいと思います。
では、また。
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