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文旦 -黄色く光る果実⇔土佐文旦作りへのこだわり [文旦]

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上の写真は、高知県の特産品の土佐文旦です。
土佐文旦の甘味は、果糖で蜂蜜と同じ甘味です。
通常、赤色系のみかんの甘味は、蔗糖で砂糖の成分です。
土佐文旦の甘さは蜜の味、だから高級な味がするんです。

その高級な味のする土佐文旦を作るには、文旦農家の沢山のこだわりがありました。
今日はそのこだわりを、ご紹介してみたいと思います。

【文旦農家のこだわり1】
昼夜の気温の格差が有るほど、美味しい文旦が出来ます。そこで、日中は出来るだけ
文旦に日光を当てなければなりません。ここで威力を発揮するのが段々畑!切り立った
山に段々畑を作り、1本1本の文旦の木に太陽の光が降り注ぐよう計算して丁寧に
文旦の木を植えて行きます。

【文旦農家のこだわり2】
文旦の甘さを出すためには、夏でもあまり水を与えてはいけません。なるべく水は
最小限に、水はけも良くしてやると濃厚な甘い文旦が出来上がります。

【文旦農家のこだわり3】
水はけを良くする為には、雑草は大敵!そこで年に4回、草刈をします。

【文旦農家のこだわり4】
文旦は文旦同士では受精しないので、文旦の木の所々に小夏の木を植え、小夏の
花粉を受粉させて美味しい文旦の実のなるのを待ちます。

【文旦農家のこだわり5】
文旦の美味しい実を守るには、形の悪い文旦や痩せた文旦は間引いて、形のいい
元気な文旦だけを、残して行きます。(剪定はとても大切な作業なのでコマメに
毎日のようにやらないといけないそうです。)

【文旦農家のこだわり6】
文旦の剪定同様、大切なのは葉っぱの剪定!多すぎると文旦に日光が当たらず
少なすぎると分担に養分が行き渡りません。程よく葉っぱの剪定をして行きます。

【文旦農家のこだわり7】
立派な文旦が出来たら最後の仕上げ!丁寧に摘んで追熟をさせて行きます。


如何ですか?これだけのことでも、かなりの手間と労力がかかっていることが
わかります。まだまだ、企業秘密の部分を入れると、もっともっと色んな苦労が
有るんでしょうね。。。

この時期から、土佐文旦の最も美味しい季節!これからは、文旦農家の苦労と努力を
思いながら果糖の美味しさを噛み締め、頂く事にします。
本当に美味しい土佐文旦を、今年も有難うございます。

高知の特産品 土佐文旦の詳細はこちら

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